Agent(エージェント)AIツール
AIが人間の指示に基づいて、自律的にコード生成・ファイル操作・テスト実行などを行う仕組み。単なるチャットボットとは異なり、複数ステップの作業を連続して実行できる点が特徴。
Agent モードAIツール
GitHub CopilotやClaude Codeなどが提供する、AIが自律的にファイルの作成・編集・コマンド実行を行うモード。人間は方針を指示し、AIが具体的な実装作業を進める。
インライン補完Inline CompletionAIツール
エディタ上でコードを入力中に、次に書くべきコードをリアルタイムで提案する機能。GitHub Copilotの主要機能。灰色のテキストとして表示され、Tabキーで確定する。
拡張思考Extended ThinkingAIツール
Claude Codeが複雑な問題に対して、通常より深く推論を行うモード。アーキテクチャ設計、複雑なデバッグ、セキュリティレビューなどで効果を発揮する。
コンテキストウィンドウContext WindowAIツール
AIモデルが一度に処理できるテキスト量の上限。トークン数で表現される。Claude Codeは最大100万トークン(約75万語)と非常に大きく、大規模コードベースを一括で理解できる。
トークンTokenAIツール
AIモデルがテキストを処理する際の最小単位。日本語は1文字が1〜3トークン程度、英語は1単語が1〜2トークン程度。コストや処理能力の指標になる。
プロンプトPromptAIツール
AIに対する指示文。良いプロンプトは「何をして欲しいか」「どんな条件か」「何を参照すべきか」を明確に含む。Agent開発における最も重要なスキルの一つ。
CLAUDE.mdAIツール
Claude Code用のプロジェクト設定ファイル。プロジェクトの概要、コーディング規約、ビルドコマンド、禁止事項などを記述。Claude Codeが作業開始時に自動的に読み込み、生成コードの品質に直結する。
copilot-instructions.mdAIツール
GitHub Copilot用のプロジェクト設定ファイル。.github/ ディレクトリに配置する。プロジェクト固有のコーディング規約やアーキテクチャルールをCopilotに伝える。
MCPModel Context ProtocolAIツール
Claude Codeが外部ツールやサービスと連携するためのプロトコル。データベース、API、ファイルシステムなどの外部リソースにAIがアクセスできるようにする。
/dev コマンドAIツール
Amazon Q Developerで、タスク記述に基づいて複数ファイルを自動生成する機能。「ログイン機能を作って」のような高レベルの指示からコードを生成する。
/transform コマンドAIツール
Amazon Q Developerで、既存コードを自動的にバージョンアップ・変換する機能。例: Java 8 → Java 17 への自動移行。
SASTStatic Application Security TestingAIツール
ソースコードを実行せずにセキュリティ脆弱性を検出する静的解析手法。Amazon Q Developerに組み込まれており、SQLインジェクション、XSSなどを自動検出する。
RAGRetrieval-Augmented GenerationAIツール
AIモデルが回答を生成する際に、外部データベースやドキュメントから関連情報を検索して参照する手法。社内ドキュメントや仕様書をAIに活用させる際に重要な技術。
ファインチューニングFine-tuningAIツール
汎用AIモデルを特定のタスクやドメインに特化させるために追加学習させる手法。プロンプト設計で対応できない場合の選択肢。コストと効果のバランスを見極める必要がある。
ハルシネーションHallucinationAIツール
AIが事実に基づかない情報をもっともらしく生成する現象。Agent開発では、AIの出力を必ず人間がレビューし、存在しないAPIやライブラリの提案に注意する。
温度パラメータTemperatureAIツール
AIモデルの出力のランダム性を制御するパラメータ。0に近いほど決定的な出力、高いほど多様な出力になる。コード生成では低め(0〜0.3)、アイデア出しでは高め(0.7〜1.0)が推奨。
EmbeddingエンベディングAIツール
テキストを数値ベクトルに変換する技術。類似検索やドキュメント分類に使用する。RAGシステムの基盤技術として、社内ドキュメント検索などに活用される。
mdファイルMarkdown File開発プロセス
.md 拡張子を持つテキストファイル。見出し(#)、リスト(-)、表(|)などの簡単な記法で構造化文書を作成できる。Agent開発では設計書・ルール・テンプレートをmdファイルで管理し、AIに読ませることで高品質なコードを生成させる。
project_info.md開発プロセス
プロジェクトの基本情報(技術スタック、アーキテクチャ、チーム構成、品質基準など)を定義するmdファイル。13セクション構成で、AIがプロジェクトの全体像を把握するための最重要ファイル。
coding_rules.md開発プロセス
コーディング規約を定義するmdファイル。命名規則、レイヤー責務、例外処理、テスト基準などを含む。AIがこのファイルを参照することで、プロジェクトに一貫したコードを生成できる。
Agent Briefエージェントブリーフ開発プロセス
AIに作業を依頼する際の指示書。タスク内容、目的、完了条件、参照文書、制約事項を明記する。曖昧な指示では品質が低下するため、ブリーフの精度が成果物の品質を決める。
セッション引き継ぎSession Handoff開発プロセス
AIとの作業セッション終了時に、次のセッションで継続するための情報を記録すること。session_handoff.md に完了事項、未完了事項、次のアクションを記載する。
タスクボードTask Board開発プロセス
AIとの並行作業を管理するための進行管理表。タスクID、フェーズ、ステータス、担当、依存関係を追跡する。agent_task_board.md で管理。
ファイルロックFile Lock開発プロセス
複数のAIセッションや開発者が同時に同じファイルを編集しないようにする仕組み。file_lock.md で管理し、編集中のファイルと担当者を記録する。
品質ゲートQuality Gate開発プロセス
成果物が次の工程に進んでよいかを判断する基準。例: 「テストカバレッジ80%以上」「セキュリティスキャンでCritical指摘なし」「コードレビュー承認済み」
スプリントSprint開発プロセス
アジャイル開発(Scrum)における1〜4週間の開発サイクル。スプリントごとに計画→実装→レビュー→振り返りを繰り返し、段階的にプロダクトを成長させる。
コードレビューCode Review開発プロセス
他の開発者が書いたコードを確認し、品質・可読性・セキュリティの観点でフィードバックする工程。PRを通じて実施するのが一般的。AIによる自動レビューとの併用が効果的。
技術的負債Technical Debt開発プロセス
短期的な開発速度を優先した結果、将来の変更コストが増大する設計・実装上の妥協。定期的なリファクタリングで返済する。Agent開発では技術的負債の自動検出にAIを活用できる。
リファクタリングRefactoring開発プロセス
外部から見た動作を変えずに、コードの内部構造を改善すること。可読性向上、重複排除、責務分離などが目的。テストが整備されていることが前提。
ペアプログラミングPair Programming開発プロセス
2人の開発者が1台のPCで協力してコードを書く手法。AIをペアプログラミングのパートナーとして活用する「AI Pair Programming」が広がっている。
レイヤードアーキテクチャLayered Architecture設計
システムを複数の層(UI層→アプリケーション層→ドメイン層→インフラ層)に分けて構築する設計手法。各層は明確な責務を持ち、上位の層から下位の層にのみ依存する。
Controllerコントローラー設計
ユーザーからのリクエストを受け取り、適切なサービスに振り分ける層。入出力の変換とバリデーションのみを担当し、業務ロジックは含めない。
Serviceサービス設計
業務ロジック(ビジネスルール)を実装する層。Controllerから呼び出され、必要に応じてRepositoryを通じてデータを操作する。
Repositoryリポジトリ設計
データベースなどの永続化層とのやり取りを担当する層。SQLの実行やORMの操作を行い、ドメインオブジェクトを返す。
DTOData Transfer Object設計
層間でデータを受け渡すための入れ物オブジェクト。業務ロジックを持たず、データの運搬のみを目的とする。
ORMObject-Relational Mapping設計
データベースのテーブルとプログラムのオブジェクトを自動的に対応付ける技術。SQLを直接書かなくても、オブジェクト操作でDBを操作できる。例: Entity Framework (C#)、JPA (Java)、Prisma (TypeScript)
APIApplication Programming Interface設計
プログラム同士が通信するための約束事。Web APIはHTTPリクエスト/レスポンスの形式(URL、パラメータ、戻り値)を定義する。
RESTRepresentational State Transfer設計
Web APIの設計スタイル。URLでリソースを特定し、HTTPメソッド(GET/POST/PUT/DELETE)で操作を表現する。
マイグレーションMigration設計
既存のシステムを新しい技術・環境に移行すること。例: VB6→ASP.NET Core、オンプレミス→クラウド、Oracle→PostgreSQL
冪等性Idempotency設計
同じ操作を何度実行しても結果が変わらない性質。API設計でPUT/DELETEは冪等、POSTは非冪等。api_design_standards.mdで使用。
トランザクション境界設計
データベース操作の一貫性を保証する範囲。この境界内の操作は全て成功するか、全て取り消される(ACID特性)。
サーキットブレーカCircuit Breaker設計
外部サービス呼び出しの失敗が連鎖するのを防ぐパターン。一定回数失敗すると呼び出しを遮断し、システム全体の障害を防ぐ。
DIDependency Injection / 依存性注入設計
オブジェクトが依存する他のオブジェクトを外部から渡す設計パターン。テスタビリティと柔軟性が向上する。Spring(Java)、ASP.NET Core(C#)の基本機能。
ミドルウェアMiddleware設計
リクエストとレスポンスの間に挟まる処理パイプライン。認証、ログ、エラーハンドリングなどを共通処理として実装する。ASP.NET Core、Express.jsなどで使用。
マイクロサービスMicroservices設計
システムを小さな独立したサービスに分割するアーキテクチャスタイル。各サービスはAPIで通信する。モノリスからの段階的移行にAgent開発を活用できる。
モノリスMonolith設計
全機能を1つのアプリケーションにまとめたアーキテクチャ。シンプルだが、大規模化すると変更の影響範囲が広がる。マイクロサービスの対義語。
WebSocket設計
サーバーとクライアント間で双方向リアルタイム通信を実現するプロトコル。チャット、通知、ダッシュボードのリアルタイム更新などに使用する。
gRPC設計
Googleが開発した高性能なRPC(Remote Procedure Call)フレームワーク。Protocol Buffersを使ったバイナリ通信で、REST APIより高速。マイクロサービス間通信で使用される。
クリーンアーキテクチャClean Architecture設計
ビジネスロジックをフレームワークやDBから独立させる設計思想。依存性の方向を内側(ビジネスロジック)に向ける。テスタビリティと保守性が高い。
CQRSCommand Query Responsibility Segregation設計
データの書き込み(Command)と読み取り(Query)の責務を分離するパターン。読み取り性能の最適化や複雑なドメインモデルで効果を発揮する。
OWASP Top 10セキュリティ
最も一般的なWebアプリケーションのセキュリティリスクのトップ10リスト。開発者が最低限対策すべきセキュリティリスクの指針。
SQLインジェクションSQL Injectionセキュリティ
ユーザー入力を通じてSQL文を改ざんし、データベースを不正操作する攻撃。対策: パラメータ化クエリを使用し、SQL文字列結合を禁止する。
XSSCross-Site Scriptingセキュリティ
Webページにスクリプトを注入し、他のユーザーの情報を盗む攻撃。対策: 出力時のHTMLエスケープ、CSPの設定。
CSRFCross-Site Request Forgeryセキュリティ
ユーザーが意図しないリクエストを、ログイン済みのサイトに送信させる攻撃。対策: CSRFトークンの検証。
パラメータ化クエリParameterized Queryセキュリティ
SQL文でユーザー入力をプレースホルダ(?やbindVariable)で置き換え、SQLインジェクションを防ぐ手法。全てのSQL実行で必須。
シークレットSecretセキュリティ
パスワード、APIキー、暗号鍵などの機密情報。コードにハードコードしてはならず、環境変数やシークレット管理サービスで管理する。
STRIDEセキュリティ
脅威モデリングの6分類手法(Spoofing/Tampering/Repudiation/Information Disclosure/Denial of Service/Elevation of Privilege)。security_rules.mdで使用。
Shift Leftセキュリティ
セキュリティ対策を開発工程の早期(左側)に移動させる考え方。設計段階からセキュリティ要件を組み込む。
CORSCross-Origin Resource Sharingセキュリティ
異なるオリジン間でのリソース共有を制御する仕組み。API呼び出し時のセキュリティ制御として設定が必要。許可するオリジンを明示的に指定する。
JWTJSON Web Tokenセキュリティ
認証情報をJSON形式でエンコードしたトークン。ヘッダー・ペイロード・署名の3部構成。ステートレスな認証に使用され、APIの認証方式として広く採用されている。
OAuth 2.0セキュリティ
外部サービスへのアクセス権限を安全に委譲するための認可フレームワーク。「Googleでログイン」などのソーシャルログインの基盤技術。
ゼロトラストZero Trustセキュリティ
「何も信頼せず、常に検証する」というセキュリティモデル。社内ネットワークでも全てのアクセスを認証・認可する。クラウド時代の標準的セキュリティ思想。
WAFWeb Application Firewallセキュリティ
Webアプリケーションへの攻撃(SQLインジェクション、XSS等)をネットワークレベルで検知・遮断する防御装置。AWS WAF、Azure Front Doorなどで提供される。
ユニットテストUnit Testテスト
個々の関数やメソッドを単独でテストすること。最も細かい粒度のテストで、バグの早期発見に効果的。
結合テストIntegration Testテスト
複数のコンポーネントを組み合わせてテストすること。例: Service + Repository + データベースの連携テスト。
境界値テストBoundary Value Testテスト
入力値の境界(最小値、最大値、ゼロ、null、空文字列など)を集中的にテストする手法。バグは境界付近に発生しやすい。
リグレッションテストRegression Testテスト
既存の機能が、新しい変更によって壊れていないことを確認するテスト。保守開発で特に重要。CI/CDパイプラインで自動実行することが推奨される。
テストカバレッジTest Coverageテスト
テストがソースコードのどの程度をカバーしているかの指標。一般的な目標: 80%以上。ただし、カバレッジ100%でも品質を保証するものではない。
モックMockテスト
テスト時に外部依存(DB、API等)の代わりに使う偽のオブジェクト。ユニットテストで外部依存を排除するために使用。
E2EテストEnd-to-End Testテスト
ユーザーの操作を模擬し、システム全体を通してテストする手法。Playwright、Cypress、Seleniumなどのツールを使用。UIからDBまでの一気通貫テスト。
スナップショットテストSnapshot Testテスト
コンポーネントの出力結果を保存し、変更時に差分を検出するテスト手法。React等のUI開発で意図しないレンダリング変更を防ぐ。
負荷テストLoad Testテスト
システムに大量のリクエストを送り、性能限界やボトルネックを測定するテスト。JMeter、k6、Locustなどのツールを使用。本番環境のトラフィックを想定して実施する。
TDDTest-Driven Developmentテスト
テストを先に書き、テストが通るようにコードを実装する開発手法。Red(失敗)→ Green(成功)→ Refactor(改善)のサイクルで進める。
テストピラミッドTest Pyramidテスト
テストの種類と量の理想的なバランスを示す概念。下からユニットテスト(多)→結合テスト(中)→E2Eテスト(少)の構成。
CI/CDContinuous Integration / Continuous Delivery運用
コードの変更を自動的にビルド・テスト・デプロイする仕組み。CI: 変更のたびに自動テスト。CD: テスト通過後に自動デプロイ。
IaCInfrastructure as Code運用
インフラ(サーバー、ネットワーク、DB等)をコードで定義・管理する手法。Terraform、CloudFormation、CDKなどを使用。
Runbookランブック運用
障害発生時の対応手順書。発生事象、影響範囲、初動手順、エスカレーション先、復旧確認方法を記載する。
SLA/SLOService Level Agreement / Objective運用
SLA: サービスの品質を外部に約束する合意。SLO: 内部的な品質目標。例: 「稼働率99.9%」「API応答時間 p95 < 500ms」
RPARobotic Process Automation運用
定型的な業務操作を自動化するソフトウェアロボット。本ガイドではRPAからPython CLIへの置き換え(脱RPA)を推奨している。
ポストモーテムPost-mortem運用
障害発生後に原因と再発防止策を分析する振り返り会議。「誰が悪いか」ではなく「何が悪かったか」に焦点を当てる。
デザイントークンDesign Token運用
UIの色、フォント、間隔などの設計値を変数として定義したもの。一貫したUIを維持するための設計基盤。ui_ux_guidelines.mdで使用。
Dockerコンテナ運用
アプリケーションとその実行環境をまとめてパッケージ化する技術。「自分のPCでは動くのに本番では動かない」問題を解消する。Dockerfileで環境を定義する。
KubernetesK8s運用
コンテナ化されたアプリケーションのデプロイ、スケーリング、管理を自動化するオーケストレーションプラットフォーム。大規模なマイクロサービスの運用に使用される。
オブザーバビリティObservability運用
システムの内部状態を外部から観測・理解できる能力。メトリクス・ログ・トレースの3本柱で構成される。従来の「監視」を超えた、問題の根本原因分析を可能にするアプローチ。
ブルーグリーンデプロイBlue-Green Deployment運用
本番環境(Blue)と同一構成の新環境(Green)を用意し、トラフィックを切り替えてリリースする手法。問題発生時に即座に旧環境に戻せる。
カナリアリリースCanary Release運用
新バージョンを一部のユーザーにのみ公開し、問題がなければ段階的に全体へ展開するリリース手法。リスクを最小化しながら新機能をリリースする。
SRESite Reliability Engineering運用
Googleが提唱したシステム信頼性を工学的に追求する手法・文化。運用の自動化、エラーバジェット、SLI/SLO管理を重視する。
Gitバージョン管理
ソースコードの変更履歴を管理するバージョン管理システム。誰が、いつ、何を変更したかを追跡できる。
コミットCommitバージョン管理
ファイルの変更をGitの履歴に記録する操作。変更内容を説明するコミットメッセージを必ず付ける。
ブランチBranchバージョン管理
Gitの変更履歴を分岐させ、並行して作業するための機能。mainブランチから作業ブランチを作成し、完了後にマージする。
PRPull Requestバージョン管理
変更内容をチームに共有し、レビューを依頼するGitHubの機能。変更の差分、テスト結果、設計判断の根拠を含める。
マージMergeバージョン管理
ブランチの変更を別のブランチに統合する操作。PRのレビュー承認後にmainブランチにマージするのが一般的。
コンフリクトConflictバージョン管理
複数のブランチで同じファイルの同じ箇所を変更した際に発生する競合。手動で解消する必要がある。Agent開発で並行作業する際に発生しやすい。
Git Flowバージョン管理
ブランチ運用の標準モデル。main、develop、feature、release、hotfixの5種類のブランチを使い分ける。チーム開発でのブランチ戦略として広く採用されている。
.gitignoreバージョン管理
Gitで追跡しないファイル・ディレクトリを指定する設定ファイル。node_modules/、.env、ビルド成果物などを除外する。セキュリティ上も重要。
オンプレミスOn-Premisesクラウド
自社のサーバールームやデータセンターにサーバーを設置して運用する形態。クラウドの対義語。セキュリティ要件が厳しい環境で選択されることが多い。
IaaSInfrastructure as a Serviceクラウド
仮想サーバー、ストレージ、ネットワークなどのインフラをクラウドで提供するサービス形態。AWS EC2、Azure Virtual Machines、Google Compute Engineなど。
PaaSPlatform as a Serviceクラウド
アプリケーションの実行基盤をクラウドで提供するサービス形態。インフラ管理が不要。Azure App Service、AWS Elastic Beanstalk、Herokuなど。
SaaSSoftware as a Serviceクラウド
ソフトウェアをクラウド経由でサービスとして提供する形態。Gmail、Slack、GitHub、Salesforceなど。インストール不要でブラウザから利用できる。
リージョンRegionクラウド
クラウドサービスのデータセンターが所在する地理的エリア。レイテンシー、法規制(データ主権)、災害対策の観点で選択する。日本は東京・大阪が一般的。
CDNContent Delivery Networkクラウド
静的コンテンツ(画像、CSS、JS等)を世界中のエッジサーバーにキャッシュし高速配信するサービス。CloudFront、Azure CDN、Cloudflareなど。
サーバーレスServerlessクラウド
サーバーの管理を意識せず、関数単位でコードを実行するアーキテクチャ。AWS Lambda、Azure Functions、Google Cloud Functionsなど。イベント駆動で従量課金。
VPCVirtual Private Cloudクラウド
クラウド上に作成する論理的に分離されたプライベートネットワーク。サブネット、セキュリティグループ、ルートテーブルでネットワークを制御する。
RDBMSRelational Database Management Systemデータベース
データをテーブル(表)形式で管理するデータベース。SQLで操作する。Oracle、PostgreSQL、SQL Server、MySQLなど。業務システムの主流。
NoSQLデータベース
RDBMSに分類されないデータベースの総称。ドキュメント型(MongoDB)、キーバリュー型(Redis)、カラム型(Cassandra)など。大量データや非構造化データの処理に強い。
インデックスIndexデータベース
データベースの検索速度を向上させるためのデータ構造。頻繁に検索・結合に使われるカラムに作成する。過剰なインデックスは更新性能を低下させる。
N+1問題データベース
1回のクエリで取得したN件のデータに対して、それぞれ追加クエリが発行される性能問題。ORMの遅延読み込みで発生しやすい。Eager Loading(一括読み込み)で対策する。
デッドロックDeadlockデータベース
複数のトランザクションが互いにロックの解放を待ち合い、処理が進まなくなる状態。ロック順序の統一やタイムアウト設定で対策する。
マテリアライズドビューMaterialized Viewデータベース
SQLクエリの結果を実体として保存するデータベースオブジェクト。集計処理の高速化に使用される。定期的な更新が必要。
コネクションプールConnection Poolデータベース
データベースへの接続をプールして再利用する仕組み。接続の生成コストを削減し、性能を向上させる。最大接続数の適切な設定が重要。
WBSWork Breakdown Structureプロジェクト管理
プロジェクトの作業を階層的に分解した構造図。大きなタスクを管理可能な単位に細分化し、漏れなく作業を洗い出す。
ステークホルダーStakeholderプロジェクト管理
プロジェクトに利害関係を持つ人や組織。発注者、利用者、開発チーム、経営層など。要件定義の段階で主要ステークホルダーを特定し、期待値を合わせることが重要。
アジャイルAgileプロジェクト管理
変化に柔軟に対応する反復型の開発手法。Scrum、Kanbanなどのフレームワークがある。ウォーターフォールの対義的アプローチ。Agent開発との相性が良い。
ウォーターフォールWaterfallプロジェクト管理
要件定義→設計→実装→テスト→リリースを順番に進める開発手法。各工程を完了してから次に進む。大規模な業務システム開発で多く採用される。
KPIKey Performance Indicatorプロジェクト管理
プロジェクトや業務の成果を測定する重要業績評価指標。例: デプロイ頻度、障害復旧時間(MTTR)、テストカバレッジ率。定量的な目標設定に使用。
MVPMinimum Viable Productプロジェクト管理
顧客に価値を提供できる最小限の製品。最小の労力でリリースし、フィードバックを得て改善する。過剰な機能追加を防ぐ。
バーンダウンチャートBurndown Chartプロジェクト管理
残作業量の推移をグラフで可視化する進捗管理ツール。スプリント内の進捗を一目で把握でき、遅延の早期発見に役立つ。
見積もりEstimationプロジェクト管理
タスクの作業量や所要時間を事前に予測すること。ストーリーポイント、人日、Tシャツサイズなどの単位で見積もる。AIでの工数見積もり精度は向上中。
レトロスペクティブRetrospectiveプロジェクト管理
スプリントやプロジェクト終了時に、チームの振り返りを行う会議。何がうまくいったか、何を改善すべきかを議論し、次のサイクルに反映する。
RACIResponsible/Accountable/Consulted/Informedプロジェクト管理
タスクの責任分担を明確化するマトリクス。R: 実行者、A: 最終責任者、C: 相談先、I: 報告先。チーム内の役割の曖昧さを解消する。
DoDDefinition of Doneプロジェクト管理
タスクや機能が「完了」と見なされる条件の定義。例: コードレビュー済み、テスト通過、ドキュメント更新済み。チーム内で合意して共有する。
POCProof of Conceptプロジェクト管理
コンセプトの実現可能性を検証するための試作・実験。新技術の導入判断やアーキテクチャの検証に使用する。本番品質は求めない。
SPASingle Page Applicationフロントエンド
ページ遷移なしに画面を動的に書き換えるWebアプリケーション。React、Vue.js、Angularなどで構築する。初回読み込み後は高速な画面遷移が可能。
SSRServer-Side Renderingフロントエンド
サーバー側でHTMLを生成してクライアントに返すレンダリング方式。SEO対策や初回表示速度の改善に効果的。Next.js(React)で採用される。
コンポーネントComponentフロントエンド
UIの再利用可能な部品。ボタン、フォーム、カードなど。コンポーネント単位で設計・テストすることで保守性が向上する。React、Vueの基本概念。
状態管理State Managementフロントエンド
アプリケーション内のデータの流れと更新を管理する仕組み。Redux、Zustand、Pinia等のライブラリを使用。複雑なUIでは適切な状態管理が不可欠。
レスポンシブデザインResponsive Designフロントエンド
画面サイズに応じてレイアウトを自動的に最適化するWebデザイン手法。メディアクエリやflexbox/gridを使用して、PCからスマートフォンまで対応する。
npm / yarn / pnpmフロントエンド
JavaScriptのパッケージマネージャー。ライブラリの依存関係を管理する。package.jsonで依存パッケージを定義し、node_modules/にインストールする。
Webpack / Viteフロントエンド
JavaScriptモジュールバンドラー。複数のファイルを最適化して1つにまとめるビルドツール。ViteはESモジュールベースで高速。モダンフロントエンド開発の基盤ツール。
アクセシビリティAccessibility / a11yフロントエンド
障害の有無に関わらず全てのユーザーが利用できるようにする取り組み。WAI-ARIA、alt属性、キーボード操作対応などが基本。法制度対応としても重要性が増している。